まったく知らない土地・・・奈良に引っ越してきました。
これからは、手伝ってくれるおばあちゃんもいません。
まぁそこのところは、一番大変な時期を通り過ぎていたので、
特に問題はありませんでした。
おばあちゃんと遠くはなれたこと・・・
みりまなはどうとらえていたのでしょう。
引越のときは、一緒についてきてくれていました。
そして3日ぐらいでおばあちゃんは東京へ帰りました。
あんなに毎日毎日会っていた、おばあちゃんと会えなくなっている・・・
なのにみりまなは、おばあちゃんのことは何も言いませんでした。
違う土地に来て、すべて生活が変わっているので、
頭の整理も大変だったのでしょうか。
他の3歳児より、やっぱり幼かったのだと思います。
1ヶ月ぐらいして、おばあちゃんが遊びに来てくれました。
おばあちゃんの姿をとらえたみりまな・・・
突然足を止め、呆然としていました。
すぐにおばあちゃんのほうから手をつないでもらい、
ちょっと恥ずかしげにしていましたが、じきにいつもどおりに戻りました。
【いなかったんだ・・・いなかった不思議さ・・・今いる不思議・・・】
どう思っていたのか・・今でも分かりません。(本人たちも分からないでしょうけど)
おばあちゃんがまた東京に帰るとき、駅までおばあちゃんを車で送りました。
二人とも、後部座席の後ろで顔を後ろにつけて、「ばいばい」を言いませんでした。
うちに戻って、車から二人を降ろすとき、みりもまなも声も出さずに泣いていました。
駅からずっと泣いていたんですね.。
引っ越してから