これが最後の入院
幼稚園に入って最初の夏休み・・・

3週間ほど東京のおばあちゃんの家に遊びに行っていました。

そして、奈良に帰ってきたのが、8/15でみりまなの誕生日の前日でした。

次の日、どうしても大阪の方まで行かなくてはならない用事ができ、

子供たちと一緒に大阪まで電車で行くことになりました。

どうも朝から、みりの調子が悪そうだな・・・疲れかな・・・と思いながら、

無理に連れ出してしまったのです。

その晩、みりは誕生日だというのに、熱を出してしまいました。

40度の熱・・・

近くの病院で見ていただいて、扁桃腺だということで、

薬をもらって様子を見ていたのですが、

3日ほど熱も下がらず、水分もなかなか取ってくれず

ぐったりしているので、もう一度病院で検査をしてもらったら、

白血球があまりいい数値でない(扁桃腺の炎症の関係)ので、

入院したほうがいいということになり、

別の大きな市立病院を紹介してもらって、

その日の夜に入院しました。

その病院は、小児科だけが完全看護ではなく、

私が24時間付き添わなくてはならなくなりました。

結局、まなとおにいちゃんは、

東京のおばあちゃんのうちに、又舞い戻ることに・・・

お兄ちゃんは、まだ東京にお友達がいるので、

毎日遊べるということでまだよかったけれど、

かわいそうなのは、まなでした。

東京に着いたとたん、まなもみりからうつったのか・・・

熱を出してしまったのです。

みりほどの熱ではなかったので、その点は心配はなかったのですが、

おばあちゃんも大変だし、まなもお母さんからはじめて離れて、熱出して・・・

不安で泣いているようでした。

一方みりは、点滴の日々でしたが、入院後熱も2日ぐらいで落ち着き始め、

楽になってきていました。

でも、なかなか血液検査の数値のほうが下がらないので、退院できません。

みりは、お母さんを独り占め(初めての経験)で、何となく嬉しそう・・・

今でも、二人は別の観点でこのことを語ります。

みりは、お母さんと病院で夜景見たね、とか、ああだった、こうだったと・・・

自慢げです・・・

まなは、逆に、ちょいと恨み節です。

でも、この件でまなは、ちょっとみりより大人になったかな。(この頃だけ)

結局、退院できたのが、9/1で、新学期が始まった日でした。

お兄ちゃんとまなは、9/2におばあちゃんと東京から戻ってきて、

3日から、学校へ登校しました。。

みりが幼稚園に行ったのは、1週間ぐらい過ぎて、

病院の先生のOKが出てからでした。

あれから・・・二人とも・・・いや兄妹の誰も入院はしていません。

少しずつ、丈夫になっていきました。